Mii プロフ一様あて|| 自作改 SONYレトロ函 P-610FA

◆概要 　名機P-610復刻版のシリーズのなかで唯一、フェライト磁石外磁型のFA/FBです。 8inchの孔にサブバッフルを介して6.5inchの本ユニットを入れ、 ツイータ孔もサブバッフル式でバスレフに改良、すっきりした音の出る元気なシステムに仕上げました。 ◆改良の内容 1.本体外面： 　全体をやすり#400をかけ、クリアオイルでサンディング #400/#800#/1200を繰り返し研磨しました。 2.本体内部： 　配線は函オリジナルを流用しました。 3.背面： 　タミナルは バナナプラグ対応のポストに交換しました。 4.バッフル、バスレフおよびグリル： ・バッフル 　8inch孔にホワイト塗装のサブバッフル6.5inchを取付け、 ここにP-610FAユニットを背面からボルトナットで取り付けました。 ボルト操作だけで完全に分解可能です。 ・バスレフ 　ツイータ孔はボルトがついたままサブバッフル形式でバスレフに替えました。 φ5cm×L=6.0cmで、共振周波数Fd＝68.9Hzになります。 ユニット側の特性値は70Hzとある（元函に記載されています）ので、これにほぼ一致させました。 ・グリル 　ブラウンとブラックの亀甲柄の布製ネットは適度の透け具合できれいだったのでそのまま活かしました。 5.ユニット： ・フルレンジユニット：コーン型　6.5inch（16cm）　16Ω7W （DIATONE製 P-610FA） 　6.5inchフルレンジの名機として人口に膾炙したユニットで、 未使用保管品なので状態はほぼベストです。 6.サイズ： 　W=29.0cm、H=45.0cmm、D=23.5cm　（背面突起を含む） ◆音の傾向（個人主観）　広いレンジを再現できる爽快明朗な音 ・低域 　輪郭の明瞭なすっきりした印象の低音です。聴き疲れしない音の出方だと思います。 ・中高域 　低域とのバランスが良いからでしょうか、伸びのある高音が調和してすっきりした音に感じます。 　 ///////////////////////////////////////////////// 最後に： 　比較的ゆったりとしたバスレフシステムに仕上がったと思います。 無保証、ＮＣ＆ＮＲのルールでお願いします。